マーケターになるにはスクールに通うべき?選び方や注意点
「マーケターになるにはスクールに通うべき?」
「Webマーケティングスクールはどうやって選べばいい?」
このような悩みを抱えていませんか?
Webマーケティングを学ぶには、独学よりもスクールのほうが最短で効率良く学習できる傾向があります。とはいえ、スクールに通えばマーケターになれるわけではありません。
スクールのメリット・デメリットを把握して、あなたに合った学習環境を選択する必要があります。そこで今回は、スクールのメリット・デメリット・6つの選び方・3つの注意点について解説します。
この記事を読めば、Webマーケティングスクールに通うメリットを最大限に活かせるでしょう。
Webマーケティングを学ぶには独学とスクールの2つの方法がある
スクールに通わず独学でもマーケターにはなれます。しかし、独学で勉強を進めるのは容易ではありません。
Webデザインやプログラミングよりも、Webマーケティング業務は学べる範囲が作業的な範囲か、学問としてかとやや極端な状況です。常に新しい広告や集客手法が生み出されているため、最先端の情報を得にくい難点もあります。
そもそものお話で、学ぶ目的がマーケターとして活躍することであれば、ツールの操作や考え方のお作法を学んだ上で、実戦経験を得る必要があります。商材や広告宣伝費予算に応じて正解が変わるため、勘所を得るためには実戦経験が重要です。
基礎知識を学ぼうと考える場合、独学とスクール、両者のメリット・デメリットを把握して、合った学習方法を選択しましょう。
Webマーケティングスクールのメリット・デメリット
次に、Webマーケティングスクールのメリット・デメリットについて比較してみましょう。
メリット | 基礎から体系的に学べる効率良く必要な知識やスキルを学べる疑問点があれば、その場で講師に質問できる現役マーケターから直接指導してもらえる卒業生の進路などからキャリアプランをイメージしやすくなる就職・転職・副業・フリーランスになるサポートがある昇進・昇格につなげられる仲間ができるため、学習意欲を維持できる |
デメリット | 実際に広告費をかけ、反響を確認する経験が持てないスクールに通っただけで満足してしまう通学に時間を要する費用負担が大きい転職サポートのないスクールもあるスクール卒業生すべてが望んだスキルやキャリアを得られるわけではない |
スクールに通うことでやるべきことが明確化し、最短で効率良くスキルを習得できるでしょう。
しかし、スクールに通ったからといって就職や転職が成功するわけではありません。
中小のWEB広告代理店やSEO代理店は慢性的な人不足が続いています。独学かスクールかの2択ではなく、代理店等に就職し、業務を通じて知識と技能を習得する方法も考えられると良いでしょう。
Webマーケティングスクールの6つの選び方
次はスクール選びです。手間だからといって、何となくスクールを選んでしまっては、あとから後悔するかもしれません。自分に合ったスクールを選ぶためには、以下の6つのポイントを意識して探しましょう。
①学習内容・カリキュラム
スクールごとに異なる学習内容を事前に把握して、あなたが学習したい内容に合致するカリキュラムがあるスクールを選択しましょう。
申込後に「こんなはずではなかった……」というギャップを避けなければなりません。
- Webマーケティングを全般的に学びたい
- SEOについて学びたい
- SNSに絞り込んだカリキュラムを受講したい
- 知識とスキルを幅広く学びたい
あなたが学習したい内容や課題提出の頻度など、スクールの情報収集を事前に必ずしておきましょう。
②講師
スクールのなかにはWebマーケターとして実務経験のない講師がいたり、経験の浅い講師が中心だったりする場合があります。
Webマーケティングは、新しい媒体が生まれ、トレンドの移り変わりも激しい業界です。最新の現場知識を持っていない講師からは、今の時代に必要なスキルを学べない恐れがあります。そのため、目的に合った講師(マーケター)から指導を受けられるスクールを探すことが重要です。
③授業形式・受講期間
授業には、おもに3つの形式があります。
- 対面授業(通学)
- オンライン授業
- 対面とオンラインのハイブリッド授業
対面授業は、直接指導を受けることで理解が深まり、モチベーションが維持しやすくなります。
しかし、通学に時間を割かれるため学業や仕事との両立が困難です。
オンライン授業は、時間と場所の制約を受けずに学べる反面、自分の意思が弱ければ学習が計画どおりに進みません。スクールによっては、対面とオンライン授業を併用できるところもあるため、双方のメリットを活かすのも一つの方法です。
また、受講期間の長さも重要です。
受講期間が長くなれば、転職できる時期に影響してしまいます。
あなたの生活スタイルや今後の計画などを考慮して授業形式・期間を選択しましょう。
④就職・転職のサポート体制
Webマーケティング学習後を見据えてスクールを選ばなければなりません。なかには、就職斡旋してくれるスクールもあります。就職や転職に関する書類添削・面接対策などのサポート有無や充実度をチェックしておきましょう。
⑤費用
Webマーケティングスクールの費用相場は10万円台~50万円以上と幅があるものの、スクール費用は高額です。ただ、スクールによっては分割払い制度や教育訓練給付制度を利用できます。
教育訓練給付制度とは、一定の受給要件を満たし、対象講座を受講・修了した際に受講費用の一部が国から支給される制度です。
また、入会金無料やキャンペーン価格などを上手に活用すれば、初期費用を抑えられます。
なお、費用を確認する際には、受講期間と支払時期も考慮しましょう。
⑥口コミ・評判
公式サイトだけでは知り得ない情報が実際の体験談には掲載されているため、スクールをよりイメージしやすくなります。
SNSでスクール名を検索したり、口コミサイトを閲覧したりして評判を調べてみましょう。
しかし、あくまで個人の感想であることを忘れないでください。人によって求める内容や捉え方はさまざまであるため、参考程度に留めておく必要があります。
自ら体験授業などに足を運んでみることがスクールの実態を知る一番確実な方法といえます。
Webマーケティングスクールに通う際の3つの注意点
多くの時間と費用をかけるため、スクール通いを意味あるものにしなければなりません。
スクールは、あくまでマーケターになる目的を達成するための手段の一つです。
本人の意識付けが重要であるため、以下のような点に注意しましょう。
①スクールに通っただけではマーケターにはなれないことを意識しておく
授業を受けただけでマーケターのスキルを習得できるわけではありません。学んだ知識を自らが実践できて初めて、自分の実力となります。そのためには、スクールに通う目的や理由を明確にして授業を受ける必要があります。
マーケターの採用担当者と話をしても、スクールに通ったことをプラス評価しないか、プラス評価しても、ご自身で学ぼうという姿勢に対してプラス評価をする方が大半です。
(世のスクールを非難する意図はなく、結局は毎月数百万・数千万の広告予算を投じながらでないと学べないこともある点を説明しています。)
②課題を正しく提出する
課題には提出期限があります。期日までに課題を実施し、提出期限を厳守することは必須です。本業や家事・育児など人によってそれぞれ事情はありますが、期日には必ず間に合わせなければなりません。
課題を提出することで知識を身につけられ、課題から見えてくる疑問も出てくるはずです。
質問しやすいスクールの環境を最大限に活かすためには、課題対応が欠かせません。
③卒業後のことを考える
卒業間際ではなく、卒業後についてあらかじめ考えておくことをおすすめします。
どういった働き方をしたいか、今後どのスキルを伸ばしたいかなど、ご自身のことを整理しましょう。フリーランスとして仕事を請け負いたければ、ポートフォリオを作成して応募時に利用できるよう準備を進めましょう。
事前に卒業後の進路を明確にすることで、スクール終了時に慌てる心配はありません。
Webマーケティングスクールの一覧
Webマーケティングスクールはそれぞれ特徴が異なるため、学習目的によって選び方が変わってきます。例えば、WANNABE Academy、デジプロ、マケキャン by DMM.comなどは現役Webマーケターが講師を務めています。
WEBMARKSは、コンテンツマーケティングやSEO対策スキルや知識を得たい人向けです。
あなたに合ったスクールを探す参考にしてみてください。
- WANNABE Academy
- デジプロ
- マケキャン by DMM.com
- WEBMARKS
- WorX MARKETING CLASS
- INTERNET ACADEMY
- Be Marketer
- マーケプラス
- SHELikes
- Break Marketing Program
- TechAcademy
- イマカラ
- デジハリONLINE
- ウルクスWEBマーケタープログラム
- WINNING FIELD
- MERC Education
- ADREX MARKETING ACADEMY
- Withマーケ
- マーケティングカレッジ
- ジッセン!オンライン
まとめ
Webマーケティングを学ぶには独学とスクールの2つの方法があります。
しかし、スクールのほうが最短で効率良くスキルを習得できる可能性が高まります。スクールの選び方は、6つのポイントを意識することが重要です。Webマーケティングスクールに通う際の注意点も考慮して、あなたに合ったスクールを選びましょう。